岸和田学園では、54名の子どもたちと職員が一緒に暮らしています。さまざまな理由(虐待・貧困・親の病気など)により、保護者と離れて生活をしている子どもたちです。
誰もが愛され、頼りにされ、夢を持ち、自分らしく生きることができるということ。誰もが人の幸せを奪うことはできないということ。命の尊さ、人の心の温かさ、そして、自分自身のすばらしさを、わかってほしいと思います。
私たちは、子どもたちと子どもたちにつながるすべての人々と、共に生きる喜びをかみしめながら自立への支援を行います。
私たちの心からの願いを行動に移す力は、子どもたちの笑顔と笑い声です。今日も、真っ赤なほっぺから、大きな目玉から、坊主頭から、たくさんの笑い声が飛び出して大賑わいです。
岸和田学園での生活は、一般的に18歳までです。高校を卒業すると、専門学校や大学に進学します。もしくは、就職をします。けれども、このすばらしい旅立ちに、資金は十分ではありません。また、卒園後、結婚・出産・再就職・転居など、さまざまな節目にすこしでも、援助をしたいと思い、にじいろ“夢”基金を立ち上げました。一人じゃない、多くの人たちに支えられて生きているという実感を、卒園生に感じてもらい生きる力に変えていってほしいと思います。岸和田学園出身の女形役者の門戸竜二さんの協力を得て、毎年8月末に『にじいろ“夢”コンサート』(岸和田浪切大ホール)を開催しております。門戸竜二さんの華麗な演技と子どもたちのダンス、落語、手話うた、岸和田ならではのだんじり囃子など沢山の方々に楽しんで頂いております。
子どもたちの自立に向けてのご支援にご協力お願いいたします。
『にじいろ“夢”コンサート』(岸和田浪切大ホール)にご招待と共に、グッズを贈呈させて頂きます。