妙見山のふもとの地域は1300年以上も前から森林資源を活用して持続可能な社会を築いてきた「日本一の里山」として知られています。その中にありながら一万年以上伐採されていない場所があります。それが奇跡の森「妙見山のブナ林(北極星の森)」です。
戦後の、スギ・ヒノキの植林事業による、ブナ林の一部伐採や、近年のシカの増加による食害、地球の温暖化による影響などでブナ林がどんどん縮小しています。近年の台風では、樹齢200年から500年(推定)のブナが確認できるだけで8本と、ブナ林内のアカガシやホオノキが何本も倒れてしまいました。私たちは自然と共存しながらブナを育て、かつてブナ林だった場所を元の形に戻し、後世へと引き継ぐ活動を行っております。さらに、イベントを通して気軽に森に親しみ、森が人にもたらす効用を感じ、持続可能な社会の実現に関心を持っていただけるよう取り組んでいます。
①ブナ林の日々の保全活動にかかる備品の購入や自然配植技能を持つプロフェッショナルの継続的な雇用と育成。
②大学など専門知識をもつ団体と連携し、周辺を含む継続的な環境調査とブナ林の再生管理計画の策定。
③妙見山のブナ林を保全する意義を多くのみなさまに知って頂くためのイベントや広報活動。
感謝状や妙見山のブナの葉で作った「ブナしおり」オリジナルステッカーの贈呈。希望者は公式Webサイトへお名前を掲載いたします。